インプラント
インプラントは、歯科の世界では植込式の歯（歯根：歯の根）の事ですが、歯槽粘膜下に歯の土台となるものを埋入します。インプラントの材質は、生体適合性の良い「チタン」を使用し、骨と結合し天然歯と同じような力で噛むことができます。
インプラント治療のメリット
義歯やブリッジといった他の治療法と比較すると、インプラント治療には次のようなメリットがあります。
周りの歯を削らない人工の歯根によって支えられますので、周りの健康な歯を削らずに治療ができます。 |
咬む力義歯の咬む力は、天然の歯の30％程度です。それに比べインプラント治療後は、天然の歯と同じように咬むことができます。 |
見た目の美しさ治療後は天然の歯と見分けがつかない仕上がりとなります。 |
ブリッジ
隣在歯を削り支台とし橋を渡す形で、失った歯を補います。固定式で違和感も少なく、義歯（入れ歯）と比べよく噛めます。
義歯
床と人工歯を金属のフックなどで固定します。ほとんどの方に適応できますが、他の治療法と比べ硬い物などは咬みにくいです。
インプラント治療例①
治療前
治療後
この症例の対象歯（赤丸部分）は下顎の歯列不正により噛み合う歯がなく挺出（ていしゅつ）していました。保存不可能状態(抜かないといけない歯）であったため抜歯して、インプラント治療を行い、メタルボンドポーセレン（陶材）でかぶせてあります。咬合を考え下顎も治療し、治療後は咬み合わせも良い状態になっています。
インプラント治療例②
治療前
治療後
咬合力（咬む力）が強い患者様には、咬む面を金属で製作する場合もございます。なお当院では、フレームも含め生体親和性、適合性の良い材質（ゴールド、セラミックなど）を使用しております。
